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トビハゼ属の飼育12カ条 |
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気候的に寒い地方には、プラスアルファの配慮が必要です /暑い地方では、もっと簡単な飼育ができます |
| 1、何はなくとも海水の素。汽水の濃さは海水の4分の1。 2、プラケよりもガラス水槽。 3、水槽は腰より上の高さに設置 4、浮島は長期間の使用に向かない。陸地はガタつかず広く滑らかなものがいい。 5、水深は体高以上、体長以下。蒸発すれば水槽は塩田地獄。 6、温度は25度前後が基本。 7、エアレーションは必要、但し弱く使おう、水流を作らない。 8、水量少なく汚れ早し。ろ過は無効、水換で対処しよう 9、フタのすきまはスポンジつめよう。1年間飛び出さなくても今日飛び出すと思おう。 10、餌は陸地に置こう。 11、餌1日食わぬ時は1日抜き餌小さくして与え、3日なら水槽目隠して与え、 5日なら活餌を与える。 12、混泳魚は食べられる。同種も過密厳禁、過疎で飼おう。(※種類により例外あり) |
| 12カ条、短文にするため説明省いてあります。書くと言葉が長くなるので、12カ条をあえて紋切り型の説明なしで要点だけ書きました。一度お読み下さった上で、下の説明つきのものを再度お読みいただければ幸いです。 上の12カ条は、万人の飼うマッドスキッパー達にとって 「おおよそ間に合い、比較的安全な提案」です。 他の方法は「だめ」と決め付けるものではありません。もし飼育本の内容や他サイトの内容が、ここに書かれている事と異なっていても、どちらかが誤りであるとは言えません。 飼育方法に「絶対」はないし、例外もあります。 |
マッドスキッパーランドの飼育の12か条 丁寧文バージョン1、何はなくとも海水の素を買いましょう。汽水の濃さは海水の4分の1が基本です。 粗塩といっても混じりものも多く、商品によって湿り気も異なり正しい量が計りにくいことから、お勧めしません。 汽水は種類によって異なり、17.5%〜30%内外ですが25%なら安全圏。 2、プラケよりもガラス水槽をお勧めします。 上が全面「網」になっているプラケースは、冬場はフタから暖気が逃げるし夏場は蒸発が早過ぎるので不向きです。 3、水槽は腰より上の高さに設置して下さい。 低い位置だと人に覗き込まれる事に怯えてなかなか落着かないので、腰より上の高さにするのが良いでしょう。 4、浮くタイプの陸地はダメです。底にどっしり置き、ガタつかず広く滑らかなものを使用するのが最良です。 浮くタイプは安定せず落着かないので、一時しのぎとしてしか使用できません。 5、水深は体高以上、体長以下が良いでしょう。水が蒸発して極端に減ると塩分が濃くなりすぎて危険です。 最浅は蒸発を考慮して1.5cm。最深は生息地を考慮して体長以内が良いでしょう。 適査、淡水を追加して水位を同じすれば塩分濃度は維持できますが、定期的に汽水全体の水換えもしましょう。 6、温度は25度前後が基本です。冬場はヒーター使用してください。 ある1種(トビハゼ属トビハゼ)だけはもっと低くてもOKですが、熱帯種と区別がつかない人も多いので安全圏設定。 7、水流を作らないようにして下さい。エアレーションは必要ですが、ごく弱く使って下さい。 水流に逆らって泳ぎ続けられる魚ではありません。水流が強いと溺れるか疲労して衰弱します。 実はエアは無くても良いが、ヒーターを使ったり水量が少ない関係上、 水質保持と水温均等化のため、慣れない人の失敗を防ぐ意味で「エア必要」としました。 8、水量が少ないので汚れも早く、ろ過がおいつきません。水の汚れは定期的に汽水の水換を行って対処してください。 9、フタのすきまはスポンジなどをつめて下さい。「1年間飛び出さなくても今日飛び出す」位に用心しましょう。 「飛び出して死亡」は人が気をつければ防げる事です。スポンジ以外にもろ過用のアクリルウールなども良いです。 一度の飛び出し死亡なら気を落とさずにと肩もたたきますが、生命をあずかる人として2度3度は許しがたいです。 10、餌は陸地に置いて与えましょう (トビハゼ属、健康な個体限定)。 餌は基本的に陸地で食べます。水中に隠れた弱い固体に与える時は、水中投下も効果的です。 11、餌を1日食べない時は、1日抜いてから与えてみましょう。 3日食べない時は、水槽周りを紙で覆い目隠しをして、落着かせるようにして与えてみましょう。 5日食わない時は、動きのある活き餌や臭いの強い餌を小さめのサイズにして与えてみましょう。 ストレスから来る食欲不振が多いので、できるだけストレスを除いてやるのが趣旨です。 食欲のない時に餌のサイズがあまり大きいと逆効果なので暫く小さめサイズにします。 12、浅い水深の汽水で飼えるような魚を見つけたとしても、小さければマッドスキッパーに食べられてしまいます。 トビハゼ属でも魚食性はあり、ペリオプタルモドン属にいたっては基本的に魚を食べる魚なのです。 また、同種でも小型だからといって過密飼育するのは禁物です。 必ず弱い固体が縄張りを持てずに早晩に衰弱死するでしょう。 あるいは闘争心の強い種なら相手を死に至らしめるようなケンカを行います。過密の逆(過疎)で飼育しましょう。 過密は避けたいものの、種によって単独よりも数匹での飼育が良いものもいます。 私の知る限りでは、アフリカンマッドスキッパーは2匹ないし3匹で飼うのが良さそうです(広さはとりましょう)。 さらに詳しくは、「アクアリストのためのマッドスキッパー飼育説明」をご覧下さい。 ※キッズ向けの説明もあります>キッズ |
マッドスキッパー全種には該当しませんここで提言している飼育方法で飼えるマッドスキッパーは、 主にトビハゼ属の仲間です。 ショップで見かける事の少ない次の種:藻食を主としていて基本が大きく異なるムツゴロウ属や、 あるいはタビラクチ属などの飼育不適種:にはあてはまりません。 トビハゼ属に近い「ペリオプタルモドン属」(魚食魚です)の場合は、ほぼ同じですが極端に大型の種もいるので多少内容が異なります。 そのあたりをご理解の上、お読み下さい。 「沖縄(3種の生息地)は別です」同じ日本でも沖縄の気候は九州以北と大きく異なっていて、水槽にヒーターを必要としないケースも多いです。 また、沖縄近辺はマッドスキッパー3種の自然生息地であり、周辺に生息地の汽水や干潟の泥を直接汲める場所も多い事から、 この12カ条や当サイトで示している方法よりも、 さらに良い長期飼育環境が構築可能です。沖縄方面で実際に飼育なさっている方に聞くのが最も良いです。 「自然派・沖縄派はぜひご一読下さい」もっと魚に優しいナチュラルな飼育をしたいと考える方や沖縄にお住まいの方にお薦めなサイトは、在沖縄の研究者ゆうさんが作った必見トビハゼサイト Mudskipper Worldです。 |
ここの飼育方法のベースは何か?私の最もベースとする飼育規範は 「ハゼの私的百科辞典」の向井氏からご伝授いただいたものですが、 他に、飼育初期に大変参考にさせていただいたのが、 古くから多くのマッドスキッパーの水槽飼育に取り組んでおられ、 世界のマッドスキッパー研究者や汽水アクアリストと交流のある オーストラリアの有名なマッドスキッパーアクアリスト・ リチャードメルツェコ氏の基本飼育です。 このお二方の成果と、先達の「趣味のアクアリスト」の皆さんのご意見、水族館での飼育現状、生息地の環境などをあわせ考えて、私の実際の水槽飼育での試行錯誤の中から、現在の飼育の基本がかたまりました。 これが「マッドスキッパー・アクアリスト」初心者の方の 「自分なりの飼育のとっかかり」になれば良いなと 思っておりますし、それ以上の事は望みません。 |
| かわいい魚なので、ついつい、いれ込んでしまいますよね。一緒にがんばって健康で長生きさせましょう! | |
| アクアリストのためのマッドスキッパー飼育説明 | キッズ向け:マッドスキッパーの飼いかた |
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