愛ザリガニたち
家にいたザリガニ 2004.11月最終更新
アメリカザリガニ青変個体

ずっと別サイトで連載してきたザリガニコーナー。最も古くからいて、あたりまえの存在だったヤビーを亡くしたことで、このザリガニ連載も場所をあらため記事を大幅に削除して、小さくすることにした。
ブルーマロン

ブルーマロン 別名エレクトリックブルーロブスター

最大50cmにもなるという、比較的冷水系のザリガニです。
(食べれば美味いそうです)
長期飼育(1年とかじゃなくてもっと長く)は難しいといわれています。

今まで2度飼いましたが、どうしても2年に届かず突然死んでしまうのです。
水質には十分気をつけ、水温もかなり気を使っていました。エサも気をつけたつもりです。それでも、、、

左の写真(底砂掃除のための水換えで、10リットルバケツに待機中の所)を撮影した10ヶ月後、ほんとうに突然に死んでいきました。
ブルーヤビー

ブルーヤビー

最大でも20cm程度。
アメリカザリガニに近い飼育でも大丈夫と言われるだけあって、飼育が容易。
しかし、近親交配などがたたって殻の弱い固体が出回ったりしている。

うちのヤビーさんは2000年から飼育をはじめて、何の心配もなくつい先日まで過ごしていた(2004年5月末)。それが、脱皮の失敗で新しい殻までめくれてしまい、帰宅したときにはすでに息絶えていた。
これにはかなりショックを受けた。居てあたりまえの存在だった。
まさかヤビーさんが死ぬなんて、、、と、すっかり気持ちが沈んでしまった。
アメリカザリガニ(赤)

アメリカザリガニ(赤)

これがもっとも普通の色。この写真では、まだ10cmにも満たない。
もとはもっと小さくて、まだ赤い色すらついてない頃に、観察目的で池で掬って持って帰った。短期間で結構大きくなったので、元のザリガニ池に戻したため、彼の現在の生死は定かでない。
アメリカザリガニ白化個体

アメリカザリガニ(白)

同腹や血族同士での掛け合わせが続きすぎたため、弱体化してしまったといわれる白アメリカザリガニ、通称ホワイトザリガニ。殻が弱いものも多いらしいが、それを除けば飼育方法やその丈夫さは普通のアメザリと変わらない。
殻が弱いものの死因の多くは脱皮失敗によるものだろう。

全長1.5cm程度の稚ザリから飼育したが、残念ながら8cm程度になった時、何度目かの脱皮に失敗して死んでしまった。
アメリカザリガニ青変個体

アメリカザリガニ(青)

2004年1月に買った時はまだ1cmそこそこで、青い色すらついていなかった。
その後、屋外の水槽(エアー無し)に、大量のウィローモスと流木を入れ、その中にぽちょんと入れて越冬してもらった。
春になり、モスが食べられて減り始め、勝手に大きくなった青ザリと対面した。
その時ようやくはじめての人工エサを与え、週1の頻度で人工エサを与えながら、2004年6月にようやく屋内の水槽(ヤビーさんの死で空いた)に移した。
小さいながらもアメザリだ。がんばって強く育ってもらいたい。
2004年11月27日追記
元気である。そしてふちがほんのり赤く色づいて2色となり、かなり格好よくなった。
2011年末に思い立ってサイトデザインだけ更新をかけていて、気がついた。
この後、どうなったか記憶にない。今はもう青ザリは居ないのだし、間違いなく死んでしまったはずだが、いつ、どのように?が、どうしても思い出せない。
このあたりから数年間、特に悲しい事ばかり記憶からぽっかり消えている。

補足:2006年の外来生物法施行により、多くの外来種ザリガニが特定外来生物に指定されました。現在ブルーマロンやヤビーなど殆どのザリガニは特定外来生物種なので、指定後は新たに飼育することはできなくなりました。指定を逃れ未判定外来生物でとどまったのはアメリカザリガニと、そのごく近縁のフロリダブルーなど少数でした。
2011年現在でもアメリカザリガニの飼育は可能です。指定を逃れた理由は様々な推測がされていますが定かではありません。いつ指定に入るか分からないので新たに飼育を考える人はその都度外来法の最新指定種を確認したほうが安全。
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