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初めてのトビハゼ・マッドスキッパーの飼いかた

初めてのトビハゼ・マッドスキッパーの飼いかた

小学校5~6年生以上の方のためのとても簡単なマッドスキッパーの飼いかたです

はじめに読んでください

ここはインディアンマッドスキッパー、アフリカンマッドスキッパー、
トビハゼ、 ミナミトビハゼなど、
熱帯魚店でよく見かける種類のトビハゼの簡単な飼いかたの説明です。
難しい、飼えない種類のマッドスキッパーもいるので注意して下さい。
(ムツゴロウの仲間、トカゲハゼの仲間、タビラクチの仲間が難しい/飼えない種類です)

陸地に植木ばちや石を使うのは、簡単な飼いかたの1つです。
誰にでも材料が手に入り、魚を世話しやすい方法なので、今から皆さんに紹介していきます。
他にもたくさん良い飼いかたがありますが、飼育に自信がついてからにしましょう。

大人の方、一般アクアリストの方は、こちらをクリックして必ずご一読下さい

水槽の準備ができてから、お魚を買いにいくようにします。

お魚を買ってから水槽(すいそう)の準備をするのは悪いやりかたです。
なぜなら、魚を入れるための水槽の準備は、とても時間がかかるからです。
買って来た魚をふくろに入れておいたまま、準備をしていては魚が弱ってしまいます。

どんな大きさの水槽に何匹入れて飼うのがいいのか?

マッドスキッパーの種類によって違うので、ほんとうは正しい答えはありません。
一人じゃさびしいかな?と思っても種類によっては大ゲンカする場合があるんです。
なぜなら自然の中では、こんなに狭いところに2匹一緒に暮らしたりしないから。
でも逆にさびしがりの種類もいて、みな同じではありません。

私が今まで飼ってみて感じたことを参考にしてください。

日本にいる普通の種類の小型トビハゼやインディアンマッドスキッパーはケンカもしますがまだおとなしいほうです。
ミナミトビハゼのなわばりあらそいはすごくてケンカもはげしくケガもします。
ベトナムマッドスキッパーは大きさが違うと小さい方がひどくいじめられますが同じ大きさなら2〜3匹いっしょでもあまりケンカせずにすごせました。
アフリカンマッドスキッパーは1匹だと落ち込んでエサを食べなくなったりしました。大きい水槽に同じ大きさの子を2匹いれて飼ったほうが落ちつきますが、相手が小さいと追いかけ回してケンカします。

何匹飼うか、水槽の大きさはどれくらいにするかよく考えて。
決まったら、お家の人に相談して必要な道具をそろえましょう。
参考:水槽の大きさと、おすすめするマッドスキッパーの数

日本の小型トビハゼ、
インディアンマッドスキッパー
最大体長
葯10cm
30cm水槽に1匹
40cm水槽に2匹
60cm水槽に3匹
アフリカンマッドスキッパー 最大体長
葯20cm
60cm水槽に1匹 (最低でも45cm水槽)
90cm水槽に2匹(同じ大きさの子)
ベトナムマッドスキッパー 最大体長
葯10cm
30cm水槽に1匹
60cm水槽に2〜3匹(同じ大きさの子)
ミナミトビハゼ 最大体長
葯12cm
30〜45cm水槽に1匹
60cm水槽に2匹 (同じ大きさの子)

その1 道具を用意しよう


水槽(ガラスかアクリル)
水槽 800円~1500円 水槽のフタも絶対必要。
1匹だけなら、横はばが30cm~40cmぐらいの水槽で大丈夫。
水槽にぴったりサイズのフタ 300円ぐらい

飛び出すといけないので、フタはぴったりのものにしましょう。
トビハゼが出られるようなスキマがある時は、工夫してふさいでね。



エアーポンプ 500円~1000円ぐらい
小さいものにしてね。強すぎる泡がでるのはダメ。
参考写真のポンプは、ジェックスの「ラングGX100」。

エアーチューブ 100円~200円
ポンプにつける空気のホース。

濾過(ろか)装置(そうち) 350円~480円
写真のものは「水作エイトS」。とってもおすすめ。
エアー(空気)の力で水を優しく動かします。
高さもちょうどいいので、私はいつもこれを使っています。
ろ過せずに、エアストーンだけでもいいよ。
水温計 250円~400円
2本用意します。1本は水槽の中にいれ、もう1本は水かえの時にバケツの水の温度をはかるのに使います。
デジタルのものもありますが、少しねだんが高い。

カルキ抜きの薬 180円~300円
参考写真は、テトラ「コントラコロライン」100ml入りです。

「カルキ=水道水に入っている塩素(えんそ)のこと」
水道の水には、消毒(しょうどく)用に塩素というものが入っています。魚は塩素がとても苦手(にがて)なので、塩素をなくす薬を使って水の中から「カルキをなくす作業=カルキ抜(ぬ)き」をします。 (薬を入れすぎると良くないので、説明書をよく読んでください)

カルキ抜きの方法は、あとでくわしく説明します。

人工海水の素 850円~1500円 (2kg)
参考写真は、テトラマリンソルト 2キログラム入りです。

トビハゼを飼うための水は「汽水(きすい)」といって、うすい塩水です。みなさんの家では、カルキ抜きした水に人工海水の素(海水の粉)をまぜて汽水を作ってください。
人工海水は熱帯魚のお店で売っていて、いろいろな種類がありますが、「テトラマリンソルト」2kg入りは少量パックで使いやすいのでおすすめ。

・・汽水の作り方は、あとでくわしく説明します。

うえきばち(トビハゼが乗る台にします) 100円~
素焼き(すやき)の植木鉢(うえきばち)か、陶器(とうき)のもの。絵の具できれいな色にぬったようなものはだめ。
植木鉢は底が平らで安定しているのでおすすめです。
なるべく1つの水槽に1匹にしたほうがいいのですが、どうしても2匹以上いれるなら、水槽にいれるトビハゼの数と同じだけ用意します。

・・・・植木鉢の置き方はあとでくわしく説明します。

ウールマット 熱帯魚用のウールマット 150円~500円(量による)
うえきばちの底にしくために使いますから、ほんの少しでいいです。
1つ買っておくと色々使えて便利です。

サンゴ砂 か、熱帯魚の砂 500円~(量による)
写真はサンゴ砂ですが、すこしツブがあらすぎます。トビハゼはもっと細かいもののほうがうれしいと思います。
「はかりうり」をしてくれる熱帯魚のお店があれば、 1キログラム買うだけでかまいません。
海砂とサンゴ砂を同じ量づつまぜてもいいし、
サンゴ砂か海砂、どちらか1つでもかまいません。
※海砂=細かい、砂丘の砂のような白っぽい砂

植木鉢の上に置くための石をひろってきましょう。
なるべく平たい部分があって、なめらかなものをえらびましょう。
カドがあったり、ギザギザがあると、飛び乗った時にケガしてしまうからです。大きさは、用意した植木鉢の口の半分より小さいもの。

ひろってきたら、水でよくあらって汚れをおとしましょう。※洗剤やせっけんを使ってはいけません。

アーム式ライト ライト
窓辺(まどべ)など明るい場所に置けるならライトは無くてもかまいません。夏は昼間に暑くなりすぎないよう注意しましょう。
買うなら気温にあわせて高さを変えられるのでアーム式ライトがおすすめ。水槽のサイズや高さに合わせてえらびますが、電球は蛍光灯かLEDにします。白熱灯(はくねつとう)はとてもあつくなるのでダメ。


バケツとはかり バケツはかり
はかりは料理用のものでかまいませんが、なるべく一番小さい目もりが1グラムのもの。
なければ5gでもかまいませんが充分注意してはかりましょう。
バケツは1リットルごとに目もりのついたもの。
どちらもたいてい家にあるので、家の人に聞いてみましょう

秋・冬・春までの寒いあいだ必要になるもの オートヒーター


熱帯魚用のオートヒーターと、ヒーターのカバー
(1500円ぐらい)
熱帯魚用のヒーターにはだいたい2種類あって、
ヒーターだけで温度が固定できるものと、ヒーターとサーモスタットを一緒に使うものがあります。

●温度を固定できるものはオートヒーターと呼ばれ、25.5度 や、26度 など、自動的にきまった温度にしてくれるので簡単です。これには温度調節用の機械(サーモスタット)はいりません。

●ヒーターのカバーは、魚がヤケドしないために絶対つけてください。(写真の左側がヒーターのカバーです)

(温度を固定できないものは、サーモスタットを一緒に買ってつないで使うのですが、間違えてヒーターだけで使うとどんどん温度が上がって魚が死にます。ねだんも高いし使い方も難しいので、今回はオートヒーターを使うとして説明していきます)

電気を使うので、水槽を置く場所からコンセントまで近いか確認しよう

とてもあたたかい地方でないかぎり、冬のヒーターは必ず必要になります。
水槽の近くで電気のコンセントがさせるように、はじめに準備しておいてください。

水槽に使うものは水で洗いましょう。

石けんや洗剤を使って洗ってはいけません。少しでも洗剤が残っていると魚に危険です。

次は、トビハゼの乗る台のつくりかたです。

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