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マッドスキッパー生態簡易情報 |
マッドスキッパーの生態に関する簡易で基本的な情報です。 |
マッドスキッパーの行動 |
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| その2・ジャンプ (アニメはPs.modestusです) | |
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下半身をU字に曲げ、反発させて飛ぶ。 横だけでなく垂直にも1mは飛ぶので脱走には気をつけてほしい。室内に迷子になれば命を失う事になるからだ。 |
| 体長 | 8-30cm ※種により大きく異なる。トビハゼ属では最大種で20cm程度、 オオトビハゼ属(Periophthalmodon属)の最大種30cm程度 |
| 寿命 | 2-5 years(種により大きく異なる) |
| 適性 | amphibious(=半陸生) |
| 分布 | アフリカ、インド洋、東南アジア、オーストラリア、韓国、日本など。 |
| 生息地 | 河口の汽水域。マングローブ林の泥地や干潟に普通に生息する |
| 温度 | 25-32度(種により異なるが、おおよそ26-7度程度) |
| pH | 7 - 8.5(種により多少異なるが、7.5-8前後でほぼ普通種がカバーされる) |
| 比重 | 1.005-1.015 brackish(汽水。15〜25%海水。※種により濃度耐性が異なる) |
| 餌 | 干潟や河口の小さい節足動物や甲殻類、昆虫、ワーム類などを食べるが、小さい魚も捕食できる。大型のマッドスキッパーは小さいマッドスキッパーを食べる可能性があるので体格に大きな差がある場合、同種でも混泳させない。特にオオトビハゼ属は魚食性が高い。 |
| 気質 | 縄張りを持ち、激しく闘争する。飼育密度には注意が必要。 |
特異な生態と生息地の環境 |
| マッドスキッパーは1日の多くの時間を水の外・陸上で過ごし、水中よりも陸で素早く行動するのに適しています。 胸鰭は発達して肉質、小さい腕のように見え、それを使って陸上を這います。また、強い尾鰭を反発させて跳ね、素早く移動する事ができます。 陸上では、口の中に水をためこみ、鰓に送って呼吸するという逆アクアラングのような呼吸法を使います。 また、皮膚を濡らす事によって補助的に皮膚呼吸も行います。 このような特性にあわせ、マッドスキッパーの水槽は陸と水の2つの領域を作る必要があり、水位も低くする必要があります。 ■生息地の水環境と、飼育時の水環境について■ スコールが降ればいきなり淡水に近い濃度になり、満潮がくれば海水に近くなる。 彼らの生息する「汽水域」は、天候や時間により大きく塩分の濃度が変化します。 そこに完全適応して生きる彼らは、代謝を一時的に調節する能力に優れています。 しかしながら、彼らの生存する基本的水質は「汽水」であるため、 淡水(真水)や海水での飼育は魚体に大きなストレスがかかり、ストレスの度合いによって幅はありますが、いずれにせよ短命に終わります。 ※詳しくは「マッドスキッパー飼育方法」参考にしてください。 |
プチ知識の泉日本でも数種のマッドスキッパー(トビハゼ属2種、ムツゴロウ属1種、トカゲハゼ属1種)が見られる事から、日本の研究陣によるマッドスキッパー研究もかなり進んでいます。 最近では、石松惇教授(※1)・田北徹教授(※2)らのグループによってオオトビハゼ属の一種が巣穴内に空気を運搬し貯蔵する行動に関する研究結果論文(※3)が1998年に海外Nature誌上で発表されています。 またその翌年にはEdward O. Murdy氏と田北教授によりスマトラで発見されたトビハゼ属の新種 Periophthalmus spilotus Murdy & Takita, 1999 が登録されています。 新種を発見すること それ自体は、アクアリストならとっくにその存在を知っていた、というケースはよくありますが、記載されるまでにはかなりの面倒な労力が必要で、それが故に発見されてもすぐ新種として登録、とはなりません。 特に日本人の場合「英語」という難関が待ちかまえています。 (※1)石松惇教授 専門分野:魚類生理学 2002年末の魚類行動学会において、石松惇教授らによる「トビハゼの卵保護における空気の利用 」が発表された。 それによると、トビハゼの卵は巣孔の末端にある産卵室の中に産み付けられ、そこに親(雄)が約50ml程の空気を運びこみ、その空気中で発育が進むとされている。また、孵化前の夜間の干潟水没時に雄親が巣孔内の空気を外に出して また産室を水没させる事によって孵化が起きると発表されている(空気中では孵化しない)。 (※2)田北徹教授 専門分野:専門分野 魚類学、魚類生態学、河口域生物学 日本のマッドスキッパー研究における第一人者者であり、世界的にも有名。 研究結果に基づいた保護活動にも並々ならぬご尽力を注いでいらっしゃる方。 (※3)論文 "Mudskippers store air in their burrows" Nature 391, 237 - 238 (1998) ATSUSHI ISHIMATSU, YASUHIRO HISHIDA, TORU TAKITA, TAKESHI KANDA, SHIN OIKAWA, TATSUSUKE TAKEDA & KHOO KHAY HUAT |
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