ブラキッシュテラリウム水槽実例2
実際に使用して試行錯誤の結果で得た感想

セプテムラディアトゥス水槽その1 2003年3月


水槽サイズ:60cm薄型、飼育数:2匹
水深:約4cm、水量:約3L、水中ヒーターを使用




中央付近のアップ↓

なるべく滑らかな枝流木を選んだ
適当な大きさの川原の石を複数個組み合わせ
植木鉢の中にも石が入っていて、
中に隠れることもできるようにした
水深が水中ヒーターを沈めるのにギリギリの深さのため、万一にもヒーターやサーモが外れて浮かび上がってこないよう、完全に覆いかぶさらないよう注意して2箇所ほど石を載せてある。
底砂は汚れが見えやすくなるように敷いてある
水の循環用に水作エイトSを使用

セプテムラディアトゥス水槽その2 2003年3月


水槽サイズ:30cm浅型(カメ用)、飼育数:1匹
水深:約2cm、水量:約1L、シートヒーターを使用





シートヒーターならではの浅い水深。ただし水量の少なさはそれなりに欠点がある。
第一に、水の汚れが早い全量の換水が頻繁に必要。
第二に、水の蒸発が早い。塩分濃度を安定させるには、淡水の足し水が頻繁に必要。
第三に、水槽内の温度が安定しにくい。室温がかなりダイレクトにひびいてしまう。
ヒーター必須の外国種でこのタイプの水槽レイアウトをやってみようという人は、南国でもない限り室温の低下に気をつけて「エアコンつけっぱなし」ぐらいは覚悟してもらいたい

ミナミトビハゼ水槽 2003年3月


水槽サイズ:60cm標準にセパレーター2枚、飼育数:3匹
水深:約7cm、水量:約8L、小型水中ヒーターを使用



左端を見る中央を見る右端を見る
あまり見栄えはよくないものの、1つの水槽だけで3匹を管理できるので楽さに負けてついつい、、、という水槽。
インディアンはセパレーター無しで3匹入っているのに何故?と思われるかもしれないが、正直言って大人のミナミトビハゼは60cm水槽での複数飼いは無理。
闘争はインディアンの10倍激しい。闘争を放置し続ければ血を見ます。

水中ヒーターは中央の奥に横にして置いてあるが、セパレーターの床にあたる面の奥側にまるく切り込みを入れてセパレーターがヒーターの上に乗る形になっている。
左右のスペースには、素焼き(と陶器の)植木鉢の上に石を置いた台と、固めの泥が入ったガラス製の長方形ケースが置かれている。
泥が壁につくとコケが生えて固まってしまうので、どうしても後ろが汚くなってしまうのが欠点。
中央のスペースは石と植木鉢の台プラス、マングローブ流木が入っている。
これはヒーターが泥で埋まるのを防ぐため。
水の循環用には「水作エイトS」を使っている
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